脱毛の最近のブログ記事

 頭の毛が生えそろったので、ひさーしぶりの生頭通信をしてみます。
 
 抗がん剤で一度抜けてしまった髪の毛が何とか生えそろいました。
 生えそろったのはいいのだが、やはり”噂どおり”の髪質の変化!
 
 早い話がくりんくりんぐるぐるちりちりぽわぽわしていて、しかも、白髪と黒髪が5対5ぐらいか?やや白髪の方が多いか?という様子なので、どのように見積もってもなんか汚いのですね。
 白黒の玄関マットみたい?

 だからってこの短いくせっ毛を普通の茶色に染めてみてもおサルさんみたいになるだけなのじゃないかと・・・。あるいはモンチッチ。(同じ?)

●「いつでもできる」の誘惑

 つらつらぐるぐる考えている時に、メールで乳ガン関係の相談に乗ってくれるお医者さんをみつけました。
 読み易い著書もある人だったので、ためしに再建のことも相談してみました。

 すると、なんとそこには、放射線をかけたあとに、特に再建が難しくなるとは思わない、少なくとも自分の経験の範囲ではそのようなことはない、というお答えが書かれていました。

 平たく言うと、あとから考え直せば、その時に再建できる!
 万が一再発して再手術をした場合でも、その時に決心をすれば再建という選択肢がある!
 ということになるではありませんか。

 形成のクリニックは、聖路加病院内にはありません。
 これは品川から15分ぐらい、泉岳寺から1分ぐらいのところにあります。
 このクリニックが聖路加とチームになっているのです。連絡が直で回ってきますからツーカーです。

 聖路加で乳房切除術を受ける際についでにティシュー・エキスパンダーを大胸筋のところにいれてもらったあと、形成を続ける人はこのクリニックにバトンタッチするわけです。

 月に一回、生理的食塩水をを入れて膨らませる通院と、このバッグ入れ替えの日帰り手術、乳首を形成する日帰り手術など、もろもろがこちらで行われるわけ。

 バッグ入れ替え術を受けるその朝、まず、病室に入ります。そこでガイダンスを受ける。

 病気ってのは、できたらお付き合いしないで済ませたい、ネガティブなものですから、簡単にネガティブな想念・・・心配や不安や怖れと結びつきます。

 偏見、思い込み、誤解、無理解、知識や勉強の不足による頑迷さなども、ティブな想念を加速します。

 病気に対処する時、そういうものは通常利益になりませんから、なるべく公平な見方、バランスの取れた知識、冷静で論理的な考え方を採用して、バイアスはぬぐっていこう、不要な心配と必要な心配を区別せねば、と、努力している・・・・つもりなのよ、あたしは。
 ええ、努力はしていますとも。

 しかしね、周囲の人間も含めて全部が全部いっせーのせ、でお利口さんなことばかり考えるようにはならないのですね。

 例えばすごくばかばかしいのですが、うちの母は聖路加国際病院にいわゆる”偏見”を持っていました。
 彼女は聖路加と聞くだけでなんとなく”いやーな感じ”、というものを抱くのです。

 サイズを測って写真を撮った日、執刀をする形成の先生が、シリコンバッグもみせてくれて、「この、X型というのになります」と言いました。

 上の方が薄くて、下に向かって厚みがあるやつ。
 いわゆる釣鐘型のおっぱいです。

 おっぱいを測るときは、先生がモノサシを持っていて、家具売り場の人みたいにW(幅)いくつ、D(奥行き)いくつ、直径いくつ、などと言うのを、スタッフがカルテに記入していました。

 こういう数字と、見た目によって、いくつかの出来合いのシリコンバッグの中から、近い形を選ぶ、ということになっているわけですね。

 乳首と言えば。
 先日、水を入れたときに、クリニックのスタッフの人が気になることを言っていました。

 おっぱいを切除したあとの傷は、胸の上にヨコ一直線に横切っているのですが、その一直線の一部を指差して・・・・。
「ここ、この色は乳首が残っているんですね」と、言うのです。

 10月になったら、水入りのエキスパンダーをはずして、シリコンバックに入れ替える、という話の続き。

 この手術は、日帰りでできるのだそうです
 麻酔を使うから、少し回復室で休むことになるでしょうが。
 
 シリコンによる再建のメリットは、このように体の負担が少ない、ということろにもあります。

 シリコンバッグを入れてそれからのち、またしばらく胸を寝かせて(味噌の発酵みたいだが)形が落ち着くのを待ちます。 数ヶ月待つ事になるのかしら? 
 しかるのち、乳首を建設します。その予定です。(ふくらみができた時点で満足して、乳首を作らない人もけっこういるらしいですが)


 それで。
 500円で前髪切ってもらいながら「夏休みにいきなり服装変わったり髪の毛赤くなったりするいわゆるひとつの”女子高生夏休みデビュー”」などの話をしながら、カツラは何とか普通に装着できる状態に整いました。
 
 激若いおねえさんの、「ついこの間なんだろうなー」と思われる女子高生ネタと、あたしの、「何十年前なんだべ?」とわれながら記憶も彼方の女子高生ネタは、なぜかたいしたすれ違いもみせずに”調和”していたようであります。

 女子高生の生態、あまり変わっていないのであろうか?  
だけど校則くぐるのに黒髪のカツラってやつはいなかったはずだ!
 なんちゃらかんちゃらウソついて、パーマかけてるやつはいたけど。(これは中学。あたしの行った高校は事実上服装に関する校則ゼロであったからして)

 校則ゼロでも学校に化粧してくる子は昔はゼロに近かったもんです。でも今はかなり見かける。

 ともあれ。Newかつら完成!

 その店では、そこで買った製品の場合、カットは安くやってもらえるのです。前髪だけだと500円。
 全体をカットしてスタイリングをやり直すとしても2000いくらかなのよ。

 それで、切ってもらいにもう一度行ったの。
 そのカツラを装着して行こうかとも思ったんだけど「ひきこもりオタク風の女」が電車乗っているのはちょっとコワイので、やっぱりいつものリカちゃん毛髪内帽子でお店に。

 試着室で現物をかぶって出てきて鏡の前に座り、前髪を切ってもらう間、そこの激若いおねーさんとしゃべっていたのですが・・・まず質問。

「なぜここの店は人毛カツラをこんなに安く作れるの?」(2万円台は初めてだったので)

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 瀬戸内寂聴から金属タワシまで、さまざまたとえ話を駆使して描写しておりますけれども、もしや伝わらんこともあるかもしれません。
 
 そこで、絵をつけてみることにしました。
 実はあたしはイラストレーターなんです。
 
 これは、カッパになった気分を表したものです。
 いいのかこれで。